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ウイルソンから新たなブランド、RFが誕生

2024.09.01

ウイルソンが新たなブランドを世に送り出した。その名は、「RF」。2022年に引退したテニス界のレジェンド、ロジャー・フェデラー氏のイニシャルを冠したものだ。

ウイルソンとフェデラー氏は名器、プロスタッフの契約を通じて長年、固い絆で結ばれている。名器が伝説の男の数々の偉業を支え、プロスタッフのセールス、ブランディングにフェデラー氏の活躍と人気が多大なる貢献をしている。そんな強力タッグのコラボレーションがRFというブランドの創設で新たなステップを歩み始めた。

RFの核となるのは、フェデラー氏の「今までにないラケットを開発したい」という強い意向を受けて共同開発した「RF 01シリーズ」。01は第1号というバージョンを表すもので、今後、第2号、第3号を世に送り出す意思が込められたものか。

RF 01はプロスタッフをベースにして軽量化をはかりつつ、アングルショットも打てる回転量を生み出す機能性を有すると共に、パワーも維持しているという。フェデラー氏自身がプレーテストを繰り返して製品開発を行う力の入れようだ。カラーは彼の現役生活の晩年、プロスタッフで採用された「タキシード・スタイル」と呼ばれるオールブラックコスメ。

RF 01シリーズは、RF 01 FUTURE(280g、42,900円=税込)、RF01(300g、49,500円=税込)、RF01 PRO(320g、52,800円=税込)の3種。

RFコレクションとしては、他にもフェデラー氏監修のラケットバッグやラケットカバー、バックパック、レザーグリップテープが発売されている。いずれも価格設定は総じてややお高めで、one & onlyの「高級ブランド化」して他の商品と差別化する狙いか。

第二の「エアジョーダン」になるのか、テニス界におけるレクサス車のようなアイコンとなるのか。今後のラインナップが注目される。

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